分析検査職

LSIメディエンスならではの
仕事と技術が自慢です。

横山 梓

臨床検査(検査センター)

高度技術分析センター医薬品分析部薬物分析グループ

横山 梓

理学部化学科臨床検査技師課程卒業
2002年入社

私の仕事

当社の治験センターは製薬会社からの依頼でさまざまな治験を行い、新薬開発をサポートしています。私が所属する薬物分析グループは、薬剤成分の体内動態を、血液や尿中などの生体試料の分析から調べています。これらの治験は、新薬申請に向けた厳しいスケジュールで行わなければならないため、ハードな仕事です。しかし、作業のマネジメントは任されているので、自分で仕事を進めている感覚があります。ただ、治験データは新薬の承認申請の際に資料として提出されるため、忙しい作業の中でも、どのような試薬を使用し、どのように測定したか、すべてを厳密に記録しなければならない厳しさがあります。

キャリアステップ

入社当初から治験部門に配属され、担当業務や組織変更などはありましたが、一貫して治験関連の業務を担当しています。現在は、検体の数をこなす試験が比較的多く、スケジュール管理など、仕事に追われる毎日です。

2002年
入社
2002年
治験研究部 製剤分析グループ
2004年
治験研究部 製剤分析グループ
2009年
薬物分析研究部 薬物分析グループ
2012年
高度技術分析センター 医薬品分析部 薬物分析グループ

入社動機

就活時に当社の資料を見て、臨床検査会社でありながらドーピング検査や食品、治験など、幅広い事業をしているところに興味を持ちました。学生時代にバレーボールをやっていたこともあり、オリンピックなどで行われるドーピング検査に関心があり、大学で学んできた化学の知識も活かすことができると考え、入社を決めました。

印象に残っている出来事

病院で診察を受けた際に、自分が開発に関わった新薬が処方されたことがあります。「自分が開発を手伝った薬に、病気の自分が助けてもらっている」と思うと、なんだか不思議な、そして嬉しい気分です。同じように、多くの人がこの薬に助けられているわけで、自分の仕事が役立っていることを実感する瞬間でした。

今後の目標

当社は業務の幅が広く、治験やドーピングなど際して、当社にしかできない検査も少なくありません。これらの技術力を活かして、当社にしかできない新しい測定法や検査項目を確立し、提案していきたいと思っており、そのための準備となる業務に積極的に関わっていくつもりです。

メッセージ

配属されるまで「治験業務は薬剤師が主役」と思っていましたが、臨床検査技師もたくさん活躍していると聞き、挑戦することにしました。実際、採血など臨床検査技師の技術が欠かせない機会も多いので、皆さんも畑違いと思わず、チャレンジしてみてください。