営業職

社内外のメンバーと信頼関係を結び、
進歩が著しい医療・製薬業界で
総合力を発揮します。

青山 周平

創薬支援営業

創薬支援事業本部治験事業統括センター営業部 第2グループ

青山 周平

2012年入社

私の仕事

臨床試験における検体検査や分析業務といった医薬品開発ラボ業務を受託するための営業を担っています。お客様は主に製薬メーカーであり、ベンチャー企業から大手企業に至るまで、幅広い顧客を担当しています。また、大学や病院等、公的機関の臨床研究なども受託します。
当社は分析機器や試薬等の開発製造・販売も手掛けていますが、事業の大半は、検査データ分析をはじめとした無形のサービスの提供です。実際に手に取って眺めてもらえるような有形の商品ではないので、お客様が目指していること、当社に期待していることを正確に把握し、お客様の課題解決に最適なサービスメニューをアレンジしていくことが必要です。
創薬分野においては、近年、疾患へのアプローチがますます多様化しているのに加え、AIなど新しい技術を用いた開発も注目されています。多岐にわたるお客様のニーズに応えるために、営業という役割に求められることが日々、高度になってきています。個人として医薬品開発のトレンドを常にキャッチアップし、お客様にとっての情報収集窓口となること。お客様にとって価値の高い提案をするために、社内各部署と連携を図って総合力を発揮する「要」としての役割を果たすこと。これらを実現して、お客様と社内の架け橋となれるよう、相手の立場に立ったコミュニケーションで信頼関係の構築に努めています。

キャリアステップ

分析・測定技術職として入社しました。その後、創薬支援営業に配置転換となりました。

2012年
入社
2012年
バイオアナリシス研究部 薬物分析G
2014年
営業統括部門 創薬第2営業部 第2グループ
2019年
創薬支援事業本部 治験事業統括センター 営業部 第2グループ

入社動機

学生時代に機器分析の研究を行っていました。当社にはこの分野に習熟したエキスパートが多く、高いレベルの測定技術を身に付けられるのではと期待し、入社を決めました。また、ライフサイエンスや創薬に携りたいという思いもあったため、治験の臨床検体の測定を担っていることも大きな魅力でした。

印象に残っている出来事

あるスタートアップのベンチャー企業の案件で、検査・分析試験の受託を試みました。分析工程にAIを導入するという新たな取り組みを行っている企業であり、当社もその分野の実績を積むべく案件獲得に注力していました。
前年に他社がプレ試験を実施しており、価格も他社のほうがかなり安かったため、当社にとっては圧倒的に不利な状況でした。その逆風を挽回するために、当社の実績や、測定の正確性や品質の確かさ、将来にわたって事業展開をサポートする体制が整っていることを丁寧に伝え、「“AI×医療”の発展に向けて、ぜひ当社をパートナーに選んでいただきたい」と熱心に説得し続けました。その結果、当社の努力を買っていただき、無事に受注に漕ぎつけることができました。さらにはこの提案をきっかけに、継続的に案件のご相談をいただき、各種試験の委託を決定していただくなど、お客様と深い信頼関係を築くことができました。

今後の目標

昨今の製薬・医療のマーケットは、創薬ターゲットの複雑化、国際化、テクノロジーの進歩など、日々変化し続けています。私は営業として、市場の変化をチャンスととらえ、常に新しい分野に挑戦していきたいと考えています。受注・売上目標の達成が求められるという厳しい側面もありますが、当社発展のための原動力を担っている自負を忘れず、自らの提案力やリーダーシップをさらに磨く好循環を生み出していこうと意気込んでいます。

メッセージ

将来どのような自分になっていたいか、社会にどのように貢献していきたいか、希望を持ちつつ、冷静に考えてみてください。可能性は無限に広がっていますが、今進みたいと思っている方向がたった一つの正解ではないかもしれません。周りの人の話にも耳を傾けてみると、自分で気づいていなかった得意分野が見えてくるかもしれないからです。
私自身、営業職に就くとはこれっぽっちも思っていませんでした。しかし、異動した当時の上司から「君は絶対営業で通用する」と乗せられた!?ことで、新たな可能性に出会うことができました。ダイナミックな営業の仕事の醍醐味を大いに味わっている今となっては、その時の上司の助言に大変感謝しています。困難にぶつかったときは、ぜひ客観的な意見も取り入れながら、素直な気持ちで頑張ってください。